【リミテッド】ストリクスヘイヴン ドラフト攻略

はじめに

ストリクスヘイヴン:魔法学院開校!

ストリクスヘイヴンのリミテッドは、特徴のある各大学履修・講義の新メカニズム、
そして構築では使用できない強力なミスティカルアーカイブが使えるなど、多種多様な要素のおかげで近年まれに見る奥の深いリミテッド環境といえる。

この記事では、各メカニズムの解説からドラフトの際のピックの方針デッキ構築まで、できるだけわかりやすく紹介しているので、ぜひ今回のリミテッドを少しでも楽しむための一助にしてもらえればと思う。

各種メカニズムについて

履修・講義

履修カードを使用することで、サイドボードから講義を手札に加えられるメカニズム。
状況によって必要な講義を持ってくることが可能なため、リミテッドにおいては非常に強力。

履修は、講義を持ってこない場合『手札から1枚捨てて1枚引く』こともできるため、忘れないようにしたい。

おすすめ履修一覧

カード名コメント
導きの声
導きの声導きの声
1マナと軽いため、使い勝手が良い。
休憩時間
休憩時間休憩時間
相手のブロッカーを邪魔しつつ、講義にアクセスできる良カード。
秘儀の引き去り
秘儀の引き去り秘儀の引き去り
コンバットを有利に進められるカード。
能動的に使いにくいが効果は優秀。
検体探し
検体探し検体探し
能動的に講義にアクセスできるカード。
3マナでトークンを出す講義が多いため、使い勝手は良い。
熱心な研究
熱心な研究熱心な研究
3マナと少し重いが、+3+1トランプル付与と
攻めるデッキとの相性は良い。
現地調査
現地調査現地調査
重くて強力なカードが多いこの環境だと使いやすい。
詰め込み期間
詰め込み期間詰め込み期間
こちらも能動的に使えるカード。
黒いデッキでも緑のデッキでも。

おすすめ講義一覧

カード名コメント
環境科学
環境科学環境科学
マナ基盤の安定・多色化に寄与する非常に使い勝手の良いカード。
2点ゲインもうれしい。
拡張解剖学
拡張解剖学拡張解剖学
飛行や二段攻撃持ちに使うことで、立派なクロックにできる。
殲滅学入門
殲滅学入門殲滅学入門
相手に1ドローを与えてしまうが、無色で使える万能除去。
精霊召喚学
精霊召喚学精霊召喚学 など
各種トークンを出す講義
どの召喚学も使いやすい。
色にあった召喚学は是非履修したい。

魔技

オニキス教授
賢い光術師

インスタントやソーサリーの呪文を唱えるか、コピーするたび誘発する能力。
講義カードは全てソーサリーのため、魔技と相性が良い。

墓地から離れるたび~

石縛りの使い魔
発煙する肖像

主にロアホールド大学が得意とするテーマ。
墓地から離れるとは、

等で誘発する。

フラクタル

顕現の賢者
フラクタル召喚学

主にクアンドリクス大学のテーマ。
0/0のクリーチャー・トークンで、+1+1カウンターがいくつか乗って出てくる。
マナコストが0であるため、ゼロ除算ゼロ除算 では手札に戻せない。

ライフゲイン

魂浸し、ダイナ
定命の槍

ライフゲインしたときに誘発する能力。
主にウィザーブルーム大学が得意とする。
絆魂クリーチャーや、草むした狭門草むした狭門 との相性が良い。

ミスティカルアーカイブ

悪魔の教示者
時間のねじれ

『1パックに必ず1枚』収録されているカード。
非常に強力なものから微妙なものまでの全63種類。

ストリクスヘイヴン よくある質問

履修と講義どっちからピックするべき?

講義呪文は、履修しないとサイドボードから持ってくることができないため、履修カードからピックしたくなる。
しかし、人気の講義はすぐに無くなるので環境科学環境科学 や各種召喚学は最低でも1枚は早めに抑えておきたい。
簡単なピックの優先順位は以下。

アンコモン以上の履修 > 人気の高い講義 > 使いやすい履修 > 色のあった講義

アンコモン以上の履修はどれも強いものが多いので、優先的にピックしたい。

2/2のクリーチャー

熱心な一年生
ヒルの狂信者

ストリクスヘイヴンでは、基本のパワーとタフネスが2/2のクリーチャーが一番多い。
そのため序盤の戦闘は2/2のクリーチャーが中心となり、ショックショック 悪意の打ち付け悪意の打ち付け は使い勝手がよく腐りにくい。
+1+1カウンターを乗せてサイズを上げたり、コンバットトリックでワンサイズ上げるだけでも戦闘を優位に進められる。

反対にタフネスが3以上あるクリーチャーは、それだけでブロッカーとしては優秀。

飛行クリーチャーと対策

霜のペテン師
大図書棟の助手

いつものセットに比べて飛行クリーチャーが多いこと、飛行クリーチャーのサイズがあまり大きくないことがストリクスヘイヴンの飛行クリーチャーの特徴となる。
飛行のクロック自体は小さく、飛行クリーチャー同士は相打ちしやすい。そしてあまり気にせずとも飛行対策はしやすい。

ただし、ある程度意識しておかないと一方的に攻撃されることになるため柱落としの達人柱落としの達人 スカーリドの群棲スカーリドの群棲 などの到達クリーチャー含め、ある程度の対策はしておきたい。

各大学の学舎について

クアンドリクスの学舎
ウィザーブルームの学舎

4マナで占術ができる2色土地。色が合っていれば喜んで入れたい。
クアンドリクスやウィザーブルームなどのコントロール寄りなデッキの場合は、1色だけでも合ってたら採用を検討したい。

現状のメタゲーム

リリース直後はクアンドリクスウィザーブルームなどの緑系大学が人気だったが、次第にシルバークイルのアグロ戦略が各大学に有利ということが判明し、一躍シルバークイルが人気大学に躍り出た。
それを受けて各大学とも飛行対策を厚めに取ったり、色を足して除去を増やす事で対応。

現状はシルバークイルと、クアンドリクス+タッチ除去色の2大学が人気となっている。

青赤のプリズマリは初期から人気の色の組み合わせではあったが、重い呪文がテーマということもありデッキ構築及びプレイが難しい難関大学として存在している。

今回、ロアホールド白と赤の組み合わせにも関わらずアグロ一辺倒ではないため、ピックもデッキ構築も難しく人気は低い。

各大学対策

シルバークイル

今回のアグロ枠威迫飛行などとにかく回避持ちが多く、回避持ちを強化してダメージレースを優位に運んでいく大学。

優秀な学徒優秀な学徒 悪意に満ちた部隊悪意に満ちた部隊 など『死んでも乗っていた+1/+1カウンターを移せるクリーチャー』のおかげで、攻めが継続しやすく相手としてもやりにくい。

コモンの回避持ちとしては不本意な材料不本意な材料 尊大な詩人尊大な詩人 シルバークイルの誓約魔道士シルバークイルの誓約魔道士 、講義の墨獣召喚学墨獣召喚学 が使いやすい。
尊大な詩人尊大な詩人 は飛行するのに2点のライフルーズしてしまうデメリットがあるが、本質の注入本質の注入 の組み合わせで一時的に絆魂を持たせたり、シルバークイルの誓約魔道士シルバークイルの誓約魔道士 の絆魂で緩和できる。

除去も悪意の打ちつけ悪意の打ちつけ 魔道士狩りの猛攻魔道士狩りの猛攻 エクスタスの隆盛エクスタスの隆盛 など複数枚存在し、除去に困ることは少ない。

ピックの方針

序盤は墨の決闘者、キリアン墨の決闘者、キリアン や色の合うレア各種などから進学を志し、

軽い除去→強めの講義(環境科学環境科学 墨獣召喚学墨獣召喚学 など)→戦闘学の教授戦闘学の教授 などの

強めのクリーチャー→低マナ圏の回避持ちクリーチャー→低マナ圏の普通のクリーチャー→使いやすい履修カード

といった流れで、クリーチャーを優先しつつ強めのカードをピックする形で進めたい。
墨の決闘者、キリアン墨の決闘者、キリアン は単体のスペックと能力の強さが相まって初手級の強さがある。ぜひ見たらピックしたい。

おすすめ履修

導きの声
休憩時間

おすすめ講義

墨獣召喚学
拡張解剖学

プリズマリ

プリズマリは序盤は除去とカウンターで凌ぎ、後半の派手な呪文で逆転を狙うことを意識したい。
序盤を支える意味で重要なカギを握るのが、プリズマリの誓約魔道士プリズマリの誓約魔道士 柱落としの番人柱落としの番人 だ。
プリズマリの誓約魔道士プリズマリの誓約魔道士 は序盤のクリーチャーに対して非常に強力。
柱落としの番人柱落としの番人序盤に宝物にしたプリズマリの呪文を回収できる上に、到達1/5というスペックでプリズマリの序盤~中盤を支えられる優秀なクリーチャー。

プリズマリの特筆すべきクリーチャーとして、アンコモンではあるが気まぐれな芸術家、ルーサ気まぐれな芸術家、ルーサ を挙げたい。
わずか2マナで自分の呪文のコピーが作れる上に、繰り返し使うことも可能なクリーチャーで強力の一言。
しっかりマナを伸ばせれば、無茶苦茶することも。

ピックの方針:

とにかく軽めの除去が優先。白熱する議論白熱する議論 は複数枚あっても問題ない。
普通の攻撃クリーチャーの優先順位は低くてよく、プリズマリの誓約魔道士プリズマリの誓約魔道士 柱落としの番人柱落としの番人 の優先順位は比較的高め。
爆発的歓迎爆発的歓迎 精霊の傑作精霊の傑作 創造の発露創造の発露 マナ加速も兼ねており、重い呪文というだけで実はシナジーがあるため複数枚ピックをしたい。
相手のターンに構えることが多くなる関係で、学舎も使いやすいので意識しておきたい。

おすすめ履修

秘儀の引き去り
授業初日

(※抜き打ち試験抜き打ち試験 は重くて使いにくい)

おすすめ講義

精霊召喚学
環境科学

クアンドリクス

クアンドリクスは土地を伸ばして力線の発動力線の発動 か、呪文連打からうねる曲線うねる曲線 の巨大なフラクタルで相手にプレッシャーをかけていくのが基本となる。
序盤が手薄になりやすいので、針棘ドレイク針棘ドレイク 却下却下 などで序盤のライフ損失を少なくして戦況を進めていきたい。

色の関係上除去カードが不足しがちになるため、積極的にタッチカラーを狙って除去の水増しを図りたい。
特には、除去と精霊の傑作精霊の傑作 などのフィニッシュ手段となりうるカードが使いやすいのでお勧め。
積極的に3色以上を目指すことが多いため、序盤の環境科学環境科学 は非常に重要。ぜひピックしておきたい。

ピックの方針

3色以上になることが多いため、環境科学環境科学 創発的配列創発的配列 などのマナを伸ばせるカードからピックしていく。
除去もタッチカラー前提で早めにピックしていくが、針棘ドレイク針棘ドレイク などの飛行対策序盤のブロッカーは意識してピックを進めたい。
基本的に除去は格闘&火力となるため、相手の大きいフラクタルを触りにくい。なので本への没頭本への没頭 霊気のらせん霊気のらせん などのフラクタルを対処できるカードは優先順位を上げたい。

フィニッシャー自体は豊富にあるが、中でも本のワーム本のワーム は強力なため他のフィニッシャーよりは優先したい。

おすすめ履修

詰め込み期間
現地調査

おすすめ講義

フラクタル召喚学
環境科学

ウィザーブルーム

ライフゲインシナジーがメインテーマの色の組み合わせだが、獣魔術の教授獣魔術の教授 ウィザーブルームの誓約魔道士ウィザーブルームの誓約魔道士 をはじめクリーチャーの質が良く、除去も豊富なためシナジーに寄せずとも強いデッキになりやすい。
コンバットトリックも活力の注入活力の注入 という攻めても守っても強いカードもあり人気の高い大学となっている。
効果で都度都度ライフを得られるため、思ったよりも粘り強く戦える。

意識するべきは飛行対策。飛行・到達のクリーチャーがコモンにはスカーリドの群棲スカーリドの群棲 湿原のスペクター湿原のスペクター ぐらいしかいないため、除去頼みになってしまわないように構築したい。

そのほか黒に回避能力持ちのクリーチャーがそこそこいるため、シルバークイルのようなアグロ戦略をとることも可能。威迫持ちの不本意な材料不本意な材料 を、本質の注入本質の注入 で強化したり大技大技 で強化する形だ。

ピックの方針

軽めの除去を優先的に取りつつ、デッキにあった履修カードが多いため対応する講義カードも複数種類あるとやりやすい。全体の優先順位を少し上げたい。
中盤のブロッカーとして優秀な獣魔術の教授獣魔術の教授 ウィザーブルームの誓約魔道士ウィザーブルームの誓約魔道士 も、1枚目はある程度早めに取りたい。
4マナ以降の除去は種類が複数あるためそこまで積極的に取らなくてもよいが、最終的には複数枚欲しいので機を見て揃えていきたい。

おすすめ履修

検体探し
詰め込み期間

おすすめ講義

害獣召喚学
殲滅学入門

ロアホールド

ロアホールドでのデッキの組み方は大きく分けて2つに大別される。
アグロ系のデッキ構築ミッドレンジ系のデッキ構築だ。

ロアホールドには回避持ちのクリーチャーは少ないが、コンバットトリックが白と赤含めて豊富に用意されている。
これらを駆使して相手のライフを削り切るのがアグロ系の組み方となる。
中でも相性が良いのは二段攻撃を持っている双巻物のシャーマン双巻物のシャーマン だ。
双巻物のシャーマンを導きの声導きの声 で強化したり、熱心な研究熱心な研究 で強化することで実質回避持ちクリーチャーのように攻撃することが可能。

意識するべき点は除去カードよりいかに自軍の攻撃を通し継続的にダメージを与えるか
ということで、無理やり突破口を開ける休憩時間休憩時間 なども重要となる。

もう一つのミッドレンジ系の組み方はロアホールド本来の得意分野である墓地活用を生かしたロングゲーム戦略が軸となる。
著名な歴史家著名な歴史家 星霜の巡礼者星霜の巡礼者 などのクリーチャーや除名除名 色素の嵐色素の嵐 などの少し重めの除去カードも採用し、長期戦を目指してデッキ構築を行う。
実地歴史家、クイントリウス実地歴史家、クイントリウス 歴史の再構築歴史の再構築 などはロアホールド・ミッドレンジのキーカードとなり、後半のアドバンテージ獲得に効果的だ。

比較的ロングゲームを狙ったデッキ構築となるため、タッチカラーしての除去の追加などは効果的。
そのため2色土地(学舎)の点数は少し上げて複数枚ピック出来るとよい。

ピックの方針

どちらのロアホールドを目指すのかで大きく変わる。

アグロならば、マナカーブ優先で殴れるクリーチャー→コンバットトリック→除去
コントロール寄りなら、除去→序盤を耐えれる壁→フィニッシュ手段といった形だ。

どちらにせよ履修→講義の流れは強いので、講義の使いやすいカードは優先順位を上げておきたい。

おすすめ履修

休憩時間
熱心な研究

おすすめ講義

スピリット召喚学
拡張解剖学

その他

上記5つの色の組み合わせ以外に、黒赤や白青などでデッキ構築を行うことももちろん可能。
しかし、多色のカードが使いにくくなり、ほとんどをダブルシンボルとして扱うことになるため事故も起こしやすい。
たまにカードが全然流れてこなくて、仕方なく友好色組み合わせでデッキ構築をしてしまうこともあるが、愚直にその他2色で組むとカードが使いにくくてしょうがない。

そこで、デッキを無理やり3色にすると少しは多色が扱いやすくなり、カードパワーも上がるので参考にしてもらいたい。
(黒赤→黒赤タッチ白、青黒→青黒タッチ緑など)

シールドについて

今回のストリクスヘイヴンシールドは、ミスティカルアーカイブ枠によって通常より多くレアが手に入りやすい。
そのためデッキパワーがお互い高くなりやすく、カードパワー勝負のロングゲームになることが多い。

基本的には2色土地を積極的に使い、パワーカードを多く採用した多色デッキを目指していきたい。
例外として、シルバークイルなど綺麗にアグロが組める場合は、それだけで優位になれるため狙っていくのもあり。

ポイント

1色でも色が合っていたら学舎をいれる

プリズマリの学舎
クアンドリクスの学舎

比較的ロングゲームになりやすいため、後半の占術は重要。

なるべく除去は全部使う

本への没頭
殲滅学入門

バウンスもフラクタルを除去できるため、疑似除去も含めて極力使っていきたい。

レアは積極的に使う

長丁場を制するためにも、1枚で勝てるカードは多めに入れたい。

否認などの打ち消し呪文は強力

断固たる否定
否認

お互いデッキに強いカードを入れあうため、打ち消し呪文は効果的になりやすい。
特に否認否認 は、講義が全部ソーサリーのため腐りにくい。

講義の多い色を意識する。

精霊召喚学
スピリット召喚学

構築の際、プールに存在する講義の色も、デッキの色選びの指針になる。
履修カードから各講義カードにアクセスできるため、通常より活躍の機会が多く、種類が複数あるだけでデッキ構築に差が出やすい。