サルでもわかる変容

イコリアの新キーワード『変容』っていったい・・?!

変容とは

イコリア:巨獣の棲処で新しく登場したキーワード能力の1つ。
簡単にいうと、カードが1つのカードに融合・合体するイメージ。

覚えておくべきことは5つ

個々の説明は以下を参照。

人間でないカードに対して変容できる

変容する対象は人間以外のクリーチャーに限られる。人間には変容できないので要注意!

能力は全部もつ

変容で合体したカードは合体したカードに含まれるカードの効果を全て持つ
飛行や先制攻撃などのキーワード能力に加え、タップ能力変容した時に~テキストとして書かれている能力は全て継承する。
+1+1カウンターオーラがエンチャントされている場合等も、そのままの状態を引き継ぐ

1枚のカードとして扱う

合体したカード達は合同パーマネントと呼び、1枚のカードとして扱う
融合してカードテキストがめちゃ長くなったカードみたいなイメージ。
なのでバウンスされたときは全部まとめて手札に戻るし、墓地に行くときはまとめて墓地に行く。
霊気の疾風のようなカードでバウンスされた場合も、1つのカードとしてライブラリーの上か下に置くことを決めてから置く順番を決める。

P/Tと名前は一番上のカードを参照する。

変容する際、変容するカードを一番上に重ねるか、一番下に重ねるかを選択する。
そうして一番上になったカードのパワーとタフネスが合体後のカードのパワーとタフネスとなる。
カードの名前種族マナコストも一番上のカードを参照する。
前のターンから場にあるカードに対して変容した場合は、すぐに能力を使うことも攻撃することもできる。(古い表現だと召喚酔いに影響されない。)

2枚以上変容することもできる

既に変容して合同パーマネントになっているカードに対しても変容することは可能
新たに変容する際は一番上一番下にカードを重ねる。

よくある質問

変容しようとしたクリーチャーが破壊された場合は?

変容しようとしたクリーチャーが破壊された場合は変容に失敗し、変容したクリーチャー呪文ではなくなるが、通常のクリーチャー呪文としてそのまま解決を続け戦場に出る
この際変容した時に誘発する能力は誘発しない

合同パーマネントが破壊やバウンスされた場合は?

1つのカードとして扱うため、破壊された場合はまとめて墓地に送られる。
バウンスされた場合もまとめて手札に戻る。

合同パーマネントをブリンクした場合は?

変容した合同パーマネントがブリンクされて戦場に戻る際は、別々の個々のカードとして戦場に戻る

タルモゴイフなどの*を持つクリーチャーを変容した場合は?

自身のパワーやタフネスの中の[*]の値を定義する能力を持っていたなら、その能力は一番上のカードのパワータフネスを上書きする。
要するにタルモゴイフが合同パーマネントに含まれていれば、一番上のカードが何であろうがタルモゴイフのパワーとタフネスになる。

義賊などで奪った変容持ちクリーチャーカードについて

例えば義賊など何らかの手段で相手がオーナーの変容持ちカードを変容として唱える際は、
変容するカードのオーナーと同一のオーナーのカードに対してのみ変容できる。
相手がオーナーの変容クリーチャー呪文で、自分がオーナーのクリーチャーを変容させることはできない

トークンについて

合同クリーチャーは、それの一番上のオブジェクトがトークンであるならトークンである。それの一番上のオブジェクトがカードであるなら、それの中にトークンが含まれていてもそれはトークンでないクリーチャーである。